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ダメな税理士の特徴8選!大阪で失敗しない税理士選びのポイント

はじめに

個人事業主や法人にとって、税理士はビジネスパートナーともいえる重要な存在です。
しかし、「任せて安心!」と思って依頼したのに、いざふたを開けてみると**ダメな税理士だった…**というケースは少なくありません。

特に大阪は税理士事務所が非常に多く、価格競争も激しいため、「どこに頼めばいいかわからない」という声もよく聞きます。
そこで本記事では、ダメな税理士の特徴を具体的に解説し、失敗しないための選び方や、大阪で税理士を探す際のポイントも紹介します。


1. ダメな税理士の特徴

まずは、実際にトラブルにつながりやすい「ダメな税理士」の特徴を8つ紹介します。
これらに複数当てはまる場合は要注意です。


1-1. 連絡が遅い・レスポンスが悪い

税理士とのやり取りは、日々の経理や申告に直結します。
質問しても返事が遅い、メールや電話がなかなかつながらない税理士は、業務に支障をきたす可能性大です。

悪い例

  • メールを送っても返信が数日後

  • 決算期が近いのに進捗報告がない

  • 電話が常に留守電

大阪でよくあるケース
大阪は事務所数が多く、繁忙期には業務が集中して対応が遅れる事務所もあります。
対応スピードは必ず契約前に確認しましょう。


1-2. 説明がわかりにくい・専門用語ばかり

税金の世界は専門用語が多く、初めての人には分かりづらいもの。
ダメな税理士は、専門用語をそのまま使い、クライアントが理解していなくても説明を省略します。

見分け方

  • 初回相談で「それは○○法に基づく…」など難しい話ばかりする

  • 「これで大丈夫です」とだけ言って詳細を説明しない

  • 簡単な言葉で説明する姿勢がない


1-3. 節税提案がない

良い税理士は、単に帳簿をつけて申告書を提出するだけでなく、将来を見据えた節税提案をしてくれます。
逆に、毎年同じ作業だけを繰り返している税理士は要注意です。

例:良い税理士の節税アドバイス

  • 青色申告特別控除を最大限活用する

  • 法人成り(法人化)のタイミングを提案

  • 経費計上の漏れを防ぐ仕組みを導入

ダメな税理士の特徴

  • 質問しないと何も教えてくれない

  • 「節税」という言葉が会話に出てこない

  • クライアントのビジネスを理解しようとしない


1-4. 料金体系が不透明

税理士事務所の料金体系は事務所ごとに異なりますが、明確な料金表を提示しない事務所は要注意です。
「あとから高額な追加料金を請求された」というトラブルも珍しくありません。

チェックポイント

  • 見積もり時点で詳細な内訳を提示しているか

  • 追加費用が発生する条件が明確か

  • 年間顧問料だけでなく決算料も含まれているか

大阪での相場感

  • 個人事業主の確定申告:3〜8万円

  • 法人の月額顧問料:2万円〜5万円

  • 決算料:10〜20万円

相場から極端に安い場合も注意が必要です。


1-5. 会計ソフトやITに弱い

現在はfreeeやマネーフォワードなど、クラウド会計ソフトを使った効率的な経理が主流です。
ITに弱く、紙の資料しか扱えない税理士は、作業効率が低く余計な手間が増えることがあります。

見分けるポイント

  • クラウド会計ソフトに対応しているか

  • データ共有がメール以外でも可能か(チャット、専用ツールなど)

  • オンラインミーティングに対応しているか


1-6. 経営アドバイスがない

本来、税理士は数字の専門家として、経営の改善にも役立つ存在です。
しかし、単なる「記帳代行」だけで終わってしまう税理士も少なくありません。

良い税理士

  • 財務状況を踏まえて経営改善の提案をしてくれる

  • キャッシュフロー管理についてアドバイスがある

  • 事業計画書作成をサポートしてくれる

ダメな税理士

  • 数字をただ提出するだけ

  • 「前年より売上が上がりましたね」で終わる

  • 将来を見据えた話が一切ない


1-7. 税務調査への対応が消極的

税務調査が入るとき、税理士がどこまでサポートしてくれるかは非常に重要です。
税務調査時に責任を持って対応してくれない税理士は信用できません。

要注意な言動

  • 「税務調査には立ち会いません」と言われた

  • 調査当日に突然キャンセルされた

  • 事前にリスク説明がない


1-8. 契約更新を急かす・解約しづらい

一部の税理士は、契約更新を強引に迫ったり、解約を言い出しにくい雰囲気を作ることがあります。
納得できないまま長期契約を続けてしまうケースもあります。

ポイント

  • 契約書に「解約条件」が明記されているか確認する

  • 大阪では複数の事務所が競合しているため、相見積もりを取るのが有効


2. 大阪でダメな税理士を避けるための選び方

大阪は全国でも有数の経済都市であり、税理士事務所の数も非常に多いです。
その中から良い税理士を見つけるには、以下のポイントを意識しましょう。


2-1. 無料相談を活用する

多くの大阪の税理士事務所は初回相談を無料で行っています。
初回相談では、以下をチェックしましょう。

  • 話しやすい雰囲気か

  • 説明がわかりやすいか

  • 料金体系が明確か

  • 自分の業種を理解してくれているか


2-2. 実績と専門分野を確認

税理士にも得意分野があります。
例えば、飲食業、美容業、不動産、ITフリーランスなど、特化している業種がある事務所を選ぶと安心です。


2-3. 口コミ・評判をチェック

GoogleマップやMEO対策で上位表示されている事務所は口コミも多い傾向にあります。
「対応が遅い」「追加料金が高い」などの口コミが複数見られる場合は注意が必要です。


2-4. 複数の事務所で相見積もり

料金やサービスを比較するために、最低でも2〜3社は見積もりを取りましょう。
大阪は競争が激しいため、複数の事務所を比較することで相場感もつかめます。


3. ダメな税理士を選んでしまった場合の対処法

すでに契約してしまったが「失敗した」と感じる場合は、次の手順で対応しましょう。

  1. 不満点をリスト化する

  2. 改善要望を伝える(メール・書面が望ましい)

  3. 改善されない場合は解約を検討する

  4. 新しい税理士を探す際は、上記の選び方を参考に

注意点
確定申告や決算期直前に解約すると、引き継ぎが間に合わない可能性があります。
余裕をもって対応しましょう。


4. 大阪で評判の良い税理士事務所の探し方

大阪は梅田や難波、天王寺など主要エリアごとに税理士事務所が集中しています。
以下の方法を活用して、自分に合った事務所を探しましょう。

  • Googleマップ検索:「大阪 税理士 確定申告」などで検索

  • 税理士紹介サイト:「ミツモア」「税理士ドットコム」など

  • SNSや口コミサイト:リアルな評判を確認


まとめ

ダメな税理士の特徴を知っておくことは、失敗を避ける第一歩です。

チェックリスト:ダメな税理士の特徴

  1. 連絡が遅い・対応が雑

  2. 説明がわかりにくい

  3. 節税提案がない

  4. 料金体系が不透明

  5. ITに弱い

  6. 経営アドバイスがない

  7. 税務調査に消極的

  8. 契約更新を急かす

大阪には優秀な税理士事務所が多くありますが、その分、選び方を間違えると後悔してしまう可能性もあります。
初回相談や相見積もりを活用し、自分の事業に合った税理士を選びましょう。